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気持ちの整理がつかなくて

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2023.03.30 | | フォント

追悼

あくび印についての記事を公開記事にし、Twitterでも告知しました。


私の方でも調べてみましたが、訃報について書いてらっしゃる方が2ヶ月経ってもおられませんでした。

それで、2ヶ月間迷いましたが、やはり「あくび印」の閉鎖が気にかかっている方がいらっしゃるはずと思い、公開記事にすることを決心しました。

あくびちゃんのことが気にかかってらっしゃる方にツイートが届きますように。。


その後、更に調べていたところ、あくびちゃんの作ったMac用アイコン2種と、Mac用フォント4種がVectorで配布継続されていました。

VectorのAUTHOR DATA あくびちゃん

あくびちゃん本人が2003年頃に登録したものと思われるので、こちらは現存している公式配布ではないでしょうか。

ただいずれもMac用のみで、圧縮形式もsit.binなので、現在のMac環境ではちょっと頑張らないと解凍できません。

解凍には、StuffItExpanderでは不可能でしたが(sit形式の公式アプリなのに)、

The Unarchiverを使うことで解凍成功しました。

ReadMeが文字化けするものもありましたが、拡張子を削除すると開くことができました。

2023-03-20.png

あくびちゃんの作ったアップルアイコンだ〜♪🍎 と ひとしきり喜びました。

フォントの方もフォントスーツケースなので、そのままではインストールできないかもですが、普通にFontBookで開くよう指定すればインストール可能です。
※非営利使用のみ可能

あくびちゃんがVectorに登録したのは、あくび印を運営し始めた極初期と思われます。初期から全部クォリティ高い

20年経っても残っているVectorさんのソフトライブラリに感謝です……。

あくびちゃんは、Macが大好きで、パンダが大好きで、フォントが大好きな人でしたよね。

年賀状も毎年パンダ年!って言って、毎年可愛いパンダの年賀状でした🐼

私は現在進行形であくびちゃんに憧れながら、せめてこれからもフォントをちまちまと作っていくつもりです。

2023.03.20 | | コメント(0) | フォント

わらべもじのこと

あれからひと月ほど経ち、MacとWindows環境もとりあえず整えることができました。


このところはまた風花フォントをちまちまと制作しております。

ただまだまだ、完成には程遠い道のりです。

それと、わらべもじを漢字を入れて公開し直そうかなと考えています……

わらべもじは、一応今も無料のフォントとして配布だけはしていますが、漢字は入れていません。

旧すずこん時代には、わらべもじにことり文字の漢字をコピーして入れて配布していました。

今回、ことり文字の漢字も第二水準まで修正したので、その漢字を使えばわらべもじの漢字にしてしまうことも可能ではあります。

02.png
【宮沢賢治 「茨海小学校」より】
こんな感じです。
ひらがなカタカナ共に調整済み。
ことり文字の漢字に「ラフ」のフィルタをかけてアウトラインをギザギザにして合わせています(クリックで拡大するとわかりやすいです)。

わらべもじの漢字には「はね」のある書体の方が合うでしょうが、「はね」のないことり文字の漢字でもあまり違和感はありません。

しかしなんと言いますか、わらべもじって、私にとっては我が子の一人のようなものですから愛していますが、

汎用性には欠けると思うんですよね😇

だから販売してもどうなのだろうと思ってしまったり……それ言い始めたらこねこ文字とかもそうなんだけどっ

あと、漢字に「ラフ」のフィルタをかけると制御点が莫大な数になってしまい、フォントファイルが激重になってしまって動作が不安になります(今のところ動作が重くなったりはしていないですが)。

でも、やっぱりずっと不遇な状態にしてしまっているのが心残りで。

滲んだ感じが、ホラー系にも合うかも?と思いますし笑

なので、需要はともあれ、いずれこっそり公開したいなと考えています。

2023.03.09 | | コメント(0) | フォント

気持ちの問題

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2023.02.06 | | フォント

ことり文字アップデート裏話

昨日、「ことり文字ふぉんと」を2.0にアップデートしました。


やっと、、20年かかってやっと、自分が望んでいた「ことり文字」の形になったのではと。

最初に公開した形は、その作り方しかできなくて(知らなくて)、アウトラインがガタガタでした。

まあ、その点を言い出したらキリがないですけれども。

そうそう、細かい話になりますが、今回サロゲートペア文字というものにもほんのちょっとだけ対応してみたんですよ。

サロゲートペア、つまり4桁のUnicodeでは足りなくて、5桁のUnicodeで無理やり表示できるようにした文字のことです。

「𠮷(つちよし)」だとか「𩸽(ほっけ)」がそうです。

ただね、こういった文字を入れようとすると、OpenTypeのROSを「Adobe-Japan1-4」などに設定していると表示されなくて。。

この辺を理解してない私にはお手上げっ! でした。

フォント名も、長すぎると環境によって正常なフォントファイルとして認識されないことがあり、しばらく原因がわからず困りました。

Macだと何の問題も起きなくても、Windowsだと駄目だったり。。

その逆も然り。


あとそうだ、厄介な「康煕部首」にもすべてではないけれど対応しています。

「⼈」 こう書くと「人」と見分けがつかないですが、前者の文字は「康煕部首」です。

最近、ネットの記事などでも、この「康煕部首」が混ざっているのを見かけますが、フォントを製作する側からすると、厄介極まりない存在です……

対応したことによって、「康煕部首」か通常の文字かどうかの見分けがつかなくなってしまってますけどね、、

ネットの記事などを読む分には、「康煕部首」が混ざっていても気づかずに済んでいいのだけど。



正直に書きますと、何度出力してもうまくいかなくて、「もうTrueType版だけにしようかな」等と考えたのは一度や二度じゃないのです。

(TrueTypeやOpenTypeのフォントの基本的な構造をわかってないで作っているからいけない)

なんか色々失敗するうちに、だんだんわかってきて、前よりは少し進歩しましたよ😇

「Glyphsではじめるフォント制作」も買って勉強中だよ!

(こんな状態でよくフォント作って配布してるね……申し訳なくなってきた)

2023.02.02 | | コメント(0) | フォント

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