未だ最適解を持たず
新しいMac環境(M1チップ搭載)では、BootCampが使えない問題について。
今までは、BootCampを使ってWindows環境を得ていましたが、それが使用不可になってしまいました。
これではフォントのWindows環境での動作確認等が不可能になってしまって困ります。
そこで、ParallelsDesktop18というWindows仮想化ソフトを試用してみました。
ParallelsDesktop18では、Windows11 Proをインストールして試用、というのが非常に簡単にできるようになっています。
もちろんWindows11のライセンスは別途必要で、あくまでWindows11も試用の形ですが。しかもHome版はインストールできずPro版のみらしく、Microsoftが憎くなる仕様
動作は軽く、Macを動作させながらWindowsも使えるのが非常に便利。
MacのデスクトップがそのまんまWindows画面に反映されるので、まさにシームレスな環境といえます。
私がライセンスを持っている旧バージョンのTTEditとOTEditが動作するか試してみると、きちんと動きました。
すごい。
Windowsのそういうとこ(古いソフトとの互換性を保つ)、だいすきっ! と思いました笑
Macは旧環境を早々に切り捨てすぎていけないよっ。
これはParallelsDesktopを購入決定かな、と考えていたのですが。
ふと思いついて、Macで拵えたZIPファイルをWindowsで解凍すると文字化けする問題も試してみることにしました。
ParallelsDesktop18でのWindows11で解凍してみると、全く文字化けせず。
なるほどと、旧MacのBootCamp内Windows7で同じファイルを解凍してみると、思いっきり文字化け😇
あっ……(察し😇
つまり、ParallelsDesktopでのWindows環境は純粋なWindows環境ではないんですね。
ParallelsDesktopはMacで使うことを念頭において作られているので、通常起こるMac↔Winのファイルのやり取りでの困りごとは、ParallelsDesktopがお膳立てして困らないようにしてあるんですね。
だって、MacのデスクトップがそのまんまWindows画面に反映されている=濁点・半濁点問題がParallelsDesktopを介して解決されている わけですから。
こりゃ、Mac環境でWindowsも使いたい人には非常に便利でも、Windowsでの動作確認には使えないですね。
純粋な(?)Windows環境では文字化けするという、それがわからなくなってしまっては逆に困るんですから。
ちなみに、Windowsで解凍しても文字化けしないZIPファイルの作れるMac用ソフトはいくつか出ていて、それを使えば圧縮ファイルの文字化け問題はクリアできそうです。
しかし、今まではフォント作成ツールであるTTEditとOTEditをフォント制作のメインに使っていたので、どうしてもWindows環境が必要でした。
けれどもこれからは、なんとかGlyphsをメインに据えて制作していく目処がつきそうです。
(「Glyphsではじめるフォント制作」のおかげ)
そうなると、今後Windows環境は動作確認(作ったフォントが正常にインストールできるか、使用できるか)のためだけに必要となります。
以上を踏まえると、ParallelsDesktopを導入ではなく、安いタブレットPCを購入するのがいいのかな〜等、色々思案中です。。
旧MacのBootCamp Windows7環境はまだ動作するので、それを使い続ける案もありますが、ノートパソコンじゃないから置くところがないんだよね……
Windows環境はあったらあったで便利なんですけど、なかなかシリコンMacでWindowsを動作させようとすると色々難しいですね。
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2023.03.01 | | コメント(0) | 日々
